こんにちは。「わたるの介護相談室」を運営しているわたるです。
今回のテーマは「介護職の人間関係がなぜしんどいのか?辞めるべき職場の特徴について」です。
介護の仕事をしていると、「人間関係しんどい・・・もう辞めたい」こう感じる瞬間は決して珍しくありません。介護の仕事に限ったことでもないかもですが・・・
結論から言うと、介護職の人間関係がきついのは「あなたのせいではなく、環境の問題」です。
実際に長年現場を見てきた中でも、「人間関係がいい職場」と「悪い職場」ははっきり分かれます。
👇この記事を読むとわかること
・介護職の人間関係がきつい理由
・辞めるべき職場の特徴9選
・人間関係の対処法
・転職で失敗しないコツ
「介護の仕事もう限界かも…」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.介護職の人間関係がきつい理由
1-1.閉鎖的な職場環境
結論:人間関係が固定化しやすい環境です。
同じメンバーで働く時間が長く、一度関係が悪くなると改善しにくいです。
特定のグループができている職場では、新人が入りづらくなりますよね。
しかも営業職などと違い、勤務中はずっと職場の人と顔を合わせながら仕事をするので、「対人関係」が色濃く出やすいのが特徴です。
1-2.女性中心の人間関係
結論:感情の影響を受けやすい職場です。
女性が活躍できる職業であることはいいのですが、コミュニケーションが密な分、噂や悪口が広がりやすい傾向があります。
「私そんなこと言ってないし、思ってもないけどな・・」なんて経験ありませんか?
1-3.人手不足によるストレス
結論:余裕のなさが人間関係を悪化させます。
ほとんどの職場が人手不足の中で勤務しているのではないでしょうか?
1日中バタバタして余裕がない中、同僚とのコミュニケーションも十分にとれないことで、誤解を招いたり、ありもしないことを噂されたりするとストレスも溜まりますよね。。。
1-4.価値観の違い
結論:介護観のズレが衝突を生みます。
利用者重視か効率重視かで、現場の雰囲気は大きく変わります。
ただ、どちらが正しいはないと思っています。
効率よく業務を回してくれる人がいるから、個人で向き合う時間がある。利用者の話をよく聞いてくれる人がいるから効率優先で動ける。
本来はそのような関係性なはずなのに、どちかを押し付けてくる人がいたりすると人間関係が崩れていきます。
1-5.上下関係が強い
結論:お局さんに意見できないことがある
「この人に逆らったら自分が居づらくなる」みたいに感じることありませんか?
風通しのいい職場を希望する方も多いかと思いますが、「風通しがいい」とはなんでしょう?
「何でも言える環境」よりも「何でも聞いてくれる環境」のほうがいいと思うのは私だけでしょうか・・・
2.辞めるべき職場の特徴9選
以下に当てはまる職場は、無理に続ける必要はないと私は考えています。
現場を見てきた中でも、こうした特徴が複数ある職場は共通して人が定着しません。
ただし、一つも当てはまらない職場を探すのは至難の業で、何かしらに当てはまることのほうが多いと思います。
3つ以上当てはまる場合は危険信号です!!
2-1.陰口・悪口が多い
信頼関係がなく、ストレスが溜まりやすい環境です。
例えば、休憩室に入った瞬間に会話が止まる、特定の職員の話題ばかり出る職場は要注意です。
こうした環境では「次は自分が言われる側になる」という不安が常に付きまといます。
2-2.新人いじめがある
教育ではなく排除が起きている環境です。
「教えない」「ミスしていても放置する」「フォローしない」など、指導ではない行動が見られる場合は危険です。
本来、介護はチームで行う仕事ですが、この状態ではチームとして機能していません。
もちろん指導される側に問題があることもありますし、指導者の言い分もあるでしょう。
個人での指導になっていないか、チームとして指導しているかという点に注目されるといいでしょう。
2-3.相談できる人がいない
孤立する職場は長く続きません。
忙しい中でも「大丈夫?」と声をかける人が一人もいない職場は危険です。
相談できる人がいない環境では、小さな不安が積み重なり、限界を迎えます。
良し悪しはあるにしても、プリセプター制度などがあると安心できることも多いですね。
2-4.管理者が機能していない
問題を放置する環境では、職場環境は改善しません。
例えば、明らかな人間関係トラブルが起きているのに
「現場でうまくやって」と丸投げする管理者がいる場合は要注意です。
これは現場任せではなく、マネジメント放棄です。
スタッフの方はもちろん解決してほしいからこそ相談するわけですが、勘違いされがちなのは「必ず解決してほしい!」わけでもなく「解決しようと動いてくれるかどうか」なんですよね。
結果解決できないことがあったとしても、「自分の意見を聞いて動いてくれた」という事実があるかどうかを見ることが大切です。
👇管理者に関する詳細記事はこちらをチェックしてみてください💡
2-5.離職率が高い
人が辞め続ける職場には必ず理由があります。
離職率という数字までは把握できていないにしても「また辞めたの?」が当たり前になっている職場は危険です。
それは人が辞める原因が解決されていない証拠です。
また、退職が当たり前になっている職場は退職した人に対して「どうすれば辞めずに続けることができていたか」を考えずに退職した人に原因があると考えがちです。
2-6.教育体制がない
成長できず、仕事が不安定になります。
私の個人的意見として、
研修制度の充実=教育体制がと整っている
ではないと思っています。
現場業務が様々ある中で、座学をどれだけ充実させても、1人前になれるかというとそうではありません。
大切なのは、業務や一人一人の役割に対するフィードバックがあるかどうかです。
「このやり方で合っているんだろうか?」「教えられたとおりにしているつもりではあるけど・・・」
そんな経験ないですか?
すべてにおけるフィードバックは難しいにしても、
・合っているか、改善が必要かどうかを伝えているか
・雑談レベルだとしても、振り返りをする風土があるか
は非常に大切です。
2-7.常に人手不足
どこの現場も人手不足な状況は起こり得るでしょう。むしろ充足しているところは珍しいです。
しかし、「募集はしてるけど人が来なくて・・」「どうにかがんばって!」みたいな説明だけされていませんか?
人がいないなりに、
・業務の見直しを行っているのか?
・採用の状況を、せめて中心メンバーには伝えているか?は大切なことです。
先が見えない不安に陥っている場合は注意が必要です。
2-8.ルールの基準が曖昧(人によって対応が違う)
ここは個人的に非常に大切な見極めポイントだと思います。
このタイプの職場は「感情で動いている組織」です。
同じミスでも、
・気に入られている人 → 注意で終わる
・そうでない人 → 強く指導される
このような状況が起きている場合は要注意です。
これは単なる不公平ではなく、「評価基準が存在していない状態」です。
この職場では次の問題が起きます。
・頑張る意味が分からなくなる
・正しい行動基準が分からない
・人間関係が“上司との相性”で決まる
管理者として見ると、これは「組織として崩れているサイン」です。
2-9.3年後の自分が想像できない
3年後の自分が想像できない場合、その職場にいても成長しない可能性が高いです。
「このまま働いたらどうなるか?」と考えたときに、
・役職についているイメージがない
・スキルが上がる実感がない
・周りの先輩が疲弊している
このように感じる場合、その職場は危険です。
もちろんキャリアアップを考えていない方もいるでしょう。それでも
・今と同じ働き方が3年後もできるのか?
・キャリアアップしないにしても、給与はどうなっていくのか?
と考えることは大切なことです。
特に重要なのは、
「今いる先輩が自分の未来になる」ということです。
その姿に魅力を感じないのであれば、環境を見直すべきタイミングかもしれません。
▼インスタでリアルな現場の話も発信しています
この記事では書ききれない「現場のリアル」や障害者介護VS高齢者介護など インスタでも発信しています。 インスタでコメントやメッセージもお寄せください♪ 👇フォローはこちら3.人間関係で悩んだときの対処法
結論:我慢以外の選択肢を持つことが重要です。
・距離を取る
・信頼できる人を見つける(相談できる相手がいる環境か考える)
・部署異動を相談する
・転職を視野に入れる
責任感が強い人ほど我慢しがちです。客観的に考えてみることが大切です。
4.環境を変えれば人間関係は変わる
結論:職場が変われば人間関係も変わります。
同じ介護でも、雰囲気は大きく違います。
「自分が悪い」と思う必要はありません。
👇その職場を変えたいのか、介護の仕事そのものを辞めたいのかは下記記事を参考にしてみてください。
5.介護職の転職で失敗しないコツ
結論:人間関係は入る前に見極めることが重要です。
そんなことできるの?と思われたかたもいるでしょう。しかし、これを「入ってみてから見極めよう」なんて考えていると、何度も転職することになってしまうかもしれません。
・スタッフの表情を見る
・挨拶の有無を確認する
・管理者の雰囲気を見る
・会話の空気感をチェックする
👇介護施設の見分け方はこちらの記事を参考にしてみてください💡
まとめ
人間関係がきつい職場は、無理に続ける必要はありません。
・原因は環境にあることが多い
・改善しない職場もある
・環境を変えれば解決することも多い
職場を変えてほしいわけでも、職場を変えることを無理勧めるつもりもないですが、我慢しすぎていませんか?ということをお伝えしたくて、この記事を書かせていただきました。
介護というお仕事は慈善事業でもないですし、もっとキャリアアップしたいと思う方や、自分に合った職場で働きたいと考えている方の何かの参考になれば幸いです。



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